こんにちは、hanaです。
食事の献立を考えるのも、毎日のこととなると大変ですよね。
できるだけ安上がりで、しかも栄養のバランスがとれた献立作りに頭を悩ませることも多いのではないでしょうか。
ところで、スーパーの野菜コーナーでよく見かける豆苗は、値段が安いのに栄養が豊富なので、積極的に献立に加えていきたい野菜のひとつです。
そこでこの記事では、豆苗の栄養や豆苗を使って作った料理を紹介をしてみようと思います。
目次
豆苗はどんな野菜なの?
豆苗は中国で食べるようになったエンドウの若菜です。昔は特別な時にしか口にできない高級野菜でした。
1970年代に日本に伝わってきましたが、当時は高級食材だったことから、一般の家庭料理に使われることはありませんでした。
今では日本の工場で豆から水耕栽培されるようになったので、栄養がある野菜として手軽に食べられるようになっています。
豆苗は他の野菜と比べてみても値段が変わらないので、家計にとってもありがたい野菜です。
豆苗の栄養について
豆苗には21種類の栄養素が含まれています。
その中でも特に優れた栄養は、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンK・葉酸です。
4つの栄養素の持つ働きについて次でまとめてみました。
ビタミンAの働き
緑黄色野菜に含まれているβカロテンは、体内に吸収されてからビタミンAに変わります。
- 視力を正常に保つ
- 視力の低下を防ぐ
- 皮膚や粘膜を強くする
- 病気の回復を助ける
ビタミンAは、炒め物などの油を使った調理で吸収されやすくなります。
ビタミンCの働き
ビタミンCはコラーゲンを作りだすために必要な栄養素です。
- 肌のハリやツヤを保つ美肌効果
- シミやソバカスの予防
- 体の老化を抑える
- 成人病の予防
ビタミンCは熱に弱いので、煮たり茹でたりしないで短時間で調理した方がよく栄養がとれます。
ビタミンKの働き
ビタミンKは緑黄色野菜からとれますが、腸の中の細菌によっても作られているので体内では両方からとっています。
- 出血した時に血液を固めて止血する
- たんぱく質の働きを促進し、骨の健康に役立つ
- 骨粗しょう症の治療に使われる
更年期の女性は骨がもろくなっているので、積極的にとった方が良い栄養素です。
葉酸の働き
葉酸は水に溶ける水溶性のビタミンです。
- たんぱく質や細胞を作る時に必要なDNAの合成に役立つ
- 赤血球の細胞の形成を助ける
- 脳卒中や心筋梗塞などを予防する
ほうれん草などの緑の葉物野菜に多く含まれています。
豆苗は値段も安くて栄養がある野菜だということなので、豆苗を使った料理を作ってみました。
豆苗を使って簡単アイデア料理を作ってみた
それでは、豆苗を使った料理を紹介していきます。
豆苗の下準備の仕方
初めに豆苗を次のような感じでカットしていきます。
根から3cmくらいのところでカットします。私はいつも写真のようにハサミでやっています。
これで、カットが終わり!!
豆苗をカットしたので、料理を作っていきます。
豆苗と鯖缶のトマトソース煮を作ってみた
簡単なアイデア料理の出来上がり!
豆苗は根から3cmくらい残してカットしたら、更に半分くらいの長さにします。手間もかからずに約20分ほどで簡単に出来上がりました♪
- 鯖缶:3〜4缶
- 豆苗:1袋(半分にカットする)
- トマトソース:適量(材料が被るくらい)
- 水:100cc(鯖缶に入っている汁も入れる)
- 塩、胡椒(味をみながらお好みで)
豆苗と鯖缶のトマトソース煮は、中火で約15〜20分ほど煮込んでトマトソースが鯖によく絡んできたら豆苗を入れます。
鯖は生でも構いませんが、缶詰を使った方が骨まで柔らかいので食べやすいと思います。
豆苗は多いような気がしても火が通るとすぐにしんなりとして少なくなるので、多めにしても全然大丈夫です。
豆苗は熱に弱いので、ビタミンCがなくならないように調理の最後の方で入れます。生でも食べられるので、サッと火を通すくらいで十分です。
豆苗のおすすめ時短料理
豆苗を料理に使う場合は、サッと火を通すだけの時短調理がおすすめです。
- おひたしや胡麻和え
- 玉子や肉と炒める
- 生でサラダに入れる
- 鍋の野菜として使う
- スープに入れる(オリーブオイルなど油を入れると、ビタミンもしっかりとれる)
- スムージーに入れる
豆苗はアクがないので、生でも食べられます。アイデア次第でどんな料理にも合うので万能野菜だと言えます。
豆苗の再収穫にチャレンジ
豆苗は使った後も再収穫ができます。
私は必ずやっていますが、2回目も一袋分は必ず収穫できるのでお得だと思います。スクスク育っていく豆苗を見るのも楽しいですよ♪
根元の所に脇芽が2つあります。もし再収穫を考えているなら、脇芽を残してカットします。根元から約3cmくらい残すようにカットすれば脇芽が上手く残せます。
- カットして残した根元が被る程度の水を入れる(豆が腐るので根元だけで良い)
- 窓越しの日当たりのいい場所に置く
- 1日1回は、水を取り替える(夏場は2回以上)※継ぎ足さないで完全に入れ替える
10日間ほどすると買ってきた時と同じ長さまで伸びてくるので、2度目の収穫ができます。
捨ててしまうのはもったいないので、是非やってみてください。
ちなみに、3回目の収穫にも挑戦してみたことがありますが、さすがに3回目はかなり収穫できる量も少なくなってしまいました。
豆も傷んでくるので、3回目の収穫は無理かな?と思います。季節によるかも?
終わりに
この記事では、豆苗の栄養や豆苗を使った料理について書いてみました。
豆苗は栄養が豊富で値段も手頃なので、毎日でも献立の中に加えていきたい野菜です。
栄養たっぷりな豆苗を使って色んな料理を作ってみてはいかがでしょう。
再収穫も楽しいですよ♪
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。