こんにちは、hanaです。
私たちは生活する中で文章を書く機会が、とてもたくさんあります。
例えば職場の企画書や報告書、会議の資料など、ビジネスの場での文章や、また個人的なメール、お礼の手紙などです。
たとえ個人的な手紙ひとつでも、きちんと伝わる文章を書くのはなかなか難しいですよね。
実は私はブログを始めてからというもの、自分の文章力の低さを痛いほど実感しています。
改めて文章を書く難しさと向き合っている私は、「文章力」について書かれた本を何冊も読んでみました。
その中で「もうこの一冊があれば大丈夫!」と思ったほど、わかりやすく書かれた書籍と出会いました。
そこでこの記事では、私が文章を書くときに参考にしている書籍「文章力の基本」を紹介してみようと思います。
- 文章を書くのが苦手で捗らない。
- 文章を書くのが苦痛になっている。
目次
書籍『文章力の基本』著者の情報・プロフィール
書籍「文章力の基本」の著者について、詳しい情報を書いてみることにします。
著者:阿部紘久(あべ ひろひさ)
経歴:東京大学卒。帝人(株)で、宣伝企画、国際事業企画、開発企画、経営企画に携わった。その間に、タイ、韓国、イタリアの合弁会社に10年間勤務。
その後、日本にある米国企業のCEOを務めた。2005年から10年間昭和女子大学で文章指導。
- 『文章力を伸ばす』『文章力の基本の基本』『文章力の決め手』日本実業出版。
- 『文章力の基本100題』光文社出版。
- 『シンプルに書く』飛鳥新社出版。
- 『明快な文章』くろしお出版。
- エッセイ集なども出版。
書籍『文章力の基本』出版の経緯
通算25年間、国際ビジネスに関わってきた著者が本格的に文章力を鍛えられたのは、ビジネスの場だったということです。
著者は世界国際ビジネスに携わる中で、きちんと考えを整理して表現できていないことが、どれだけ仕事の妨げになっているかを痛感してきたそうです。
また著者はビジネスを卒業してからは、大学での文章指導や社会人の文章指導にも携わっています。
この書籍は指導の場で頻繁に遭遇する問題を取り上げながら、文章の土台づくりに焦点を絞って、手軽に読める本としてまとめられています。
また、企業内で若い人の指導に当たる方や、学校で文章指導をしている先生方の負担の軽減に役立つようにという著者の願いによって出版されたということです。
以上が、この書籍が出版された経緯となります。
書籍『文章力の基本』の概要
実はこの本は、ビジネスマンを対象に書かれたものですが、文章の土台を固めるということは、どんな文章にも共通することです。
ビジネス以外に学生の論文や、エッセイ、ブログなど様々な文章に役立つ書籍といえます。
書籍では「明快な文章を書くための77のヒント」が、社会人や学生が書いた豊富な文例とともに説明されています。
77のヒントは7章までに分けられていますが、どの章もシンプルでわかりやすく説明されています。
固い感じがなくて、読み物としても楽しく読み進めることができる内容になっています。
書籍『文章力の基本』を読んだ感想
それでは早速、書籍『文章力の基本』を読んだ感想を書いていこうと思います。
書籍との出会い
私はブログを書くようになったことで、自分の文章が基本すらしっかりできていないということに気づかされました。
そしてまた、改めて人に伝わる文章を書くことの難しさにも直面しています。
記事の内容によっては、いざ書き始めてみたら「終着地点までの流れがフラフラでうまくいかない」ということもよくあります。
そこで文章力を高めるために「良い本がないかな?」思って探していたところ、この書籍『文章力の基本』と出会いました。
読んで良いなと思ったところ
私がこの本を読んで良いなと思ったところは?
- 77のヒントごとに「原文と改善された文」の文例が載せてあるので、文章の改善点がわかりやすい。
- 重要な文章はボックスを使うことで文章ばかりが続くことがなくて、読みやすい。
- 文章の内容に応じたイラストが所々に載せてあることで、内容がより明確に伝わる。
- それぞれの章の終わりに「まとめ」と「コラム」があることで、内容が更に心に響く。
小説などは仕方がないかもしれませんが、文字ばかりがズラッと並んだ文章は見ただけで読む気をなくしてしまいますよね。
ところがこの本は、初めて開いたときから「読みやすそう!」という印象を受けました。
イラストを頻繁に使ったり、ボックスやスペースのレイアウトの良さが「読みやすそう」という印象に繋がっているのだと思います。
印象に残ったところ
実は私は、この『文章の基本』という本を初めは参考書のような感じで読んでみようと思っていました。
ところがそれぞれの章の「コラム」から、著者の経験や文章力に対する想いを知るうちに、だんだん読むのが楽しくなっていきました。
どの章を読んでも、「なるほど〜、うんうん」と思わず納得してしまいます。中でも特に私が印象に残ったところは、第6章です。
第6章は「共感を呼ぶように書く」という内容で、今の私が学びたかったことがたくさん詰まっていました。
感動を押し付けず、読み手自身に感じてもらう
この章を読んだ私は、私自身がこれまで書いてきた文章を大いに反省させられてしまいました。
第6章は特に参考になったので、これから先、文章力を高めるためのステップに繋げていこうと思っています。
書籍『文章力の基本』はどんな人におすすめ?
小説やエッセイ、新聞記事など文章を読む機会はたくさんあります。
いつも私は普段、何気なく読んでいる文章でも、いざ自分が書くとなると本当に難しいなと思っています。
そして思ったように書けないときは、「文章を書くのが苦手だな」と思ってしまうこともあります。
- ビジネスの場で文章を書かなければならない人
- 論文を書くのに四苦八苦している学生
- 人に伝えるための文章を書いている人
ここにあげたのは、ほんの一例です。文章力はどんな文章を書く場合でも、必ず必要なものです。
書籍『文章力の基本』は文章を書くの苦手だなと思っている人なら、誰が読んでも参考になる書籍だと思います。
文章がうまく書けないなと悩んでいるなら、きっと参考になると思います。
まとめ
この記事では文章力が低いと悩んでいた私が、読んで参考になるなと思った書籍『文章の基本』の内容や読んだ感想について書いてみました。
おそらく文章力は本を読んで参考にしたところで、すぐに身につくものではないはずです。
それでも自分の思いのままに書いているだけでは、文章力を養うことはなかなか難しいと思います。
文章を書くのが苦手だと思っているなら、まずは本を参考にして自分の書いた文章の改善点を見つけ出してみましょう。
そしてまた文章をたくさん書いていくことが、文章力を高めるために何よりも大切なことだと思います。
私も引き続き頑張って書いていきます(*^^)v
それでは・・・
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